エリクは髪伸ばしそうだなと。
ここ最近アルフレッドの話ばかり考えていたのでちょっと辛い。
どうしてか分からないけど、アルフレッドの話考えてると何故か辛いんですよ。
秋だし、時間あるし、何か本を読もう!と思って
村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました。
村上春樹の小説を父は結構気に入っていて母と妹はあまり好みじゃなかったらしいので、私はどっちかなぁと思って読んでみました。
私は好きでした。
(※こっから少し内容に触れます)
家がお金持ち、容姿もそれなりに良くて、女性ともそれなりに付き合ったりして、結構充実した人生で恵まれているのに気付けず、自己評価が低く個性がなにもないんだと35歳になっても思っている主人公が愚かで私は好きでした。
自分のことしか考えられない、もしくは臆病者だからから他人の好意や想いに気付けずムゲにしてしまったりね。
(という印象を私は持ちました。違うのかもしれないけど)
文章も読みやすくて好みだった。
セリフが一々痛いというレビューも見たけど私はそのカッコつけた、気取った感じが好きでした。
私はそういうの好きなんです。
だから私のマンガのキャラも若干話し言葉じゃない感じが多いと思います。
私はダメな人間が好きです。
ダメな人間ほど人間らしい気がしてなんだかうらやましくなります。
Amazonのレビュー見たらすっごく良くなくて笑いました。
でもそんなものだと思いました。
そんな私は三島 由紀夫「春の雪」も好きです。
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